【LADYLIKE】ものをきれいにつくる

私は今、教室に通って
ジャケット製作を習っています。
内ポケットの胸ポケットと
ペンポケットを作っていたのですが、
いつの間にか、胸ポケットの位置が
脇側にずれてました…
ポケットの袋が
袖付けの位置にかかってしまうので、
やり直しです。

ポケットって、物を出し入れする口、
つまり表布に切り込みを入れるので、
取り返しのつかないところなんです。
間違ってしまったから
やり直すしかないのですが、
「よりによってなんでそこを間違えるんだ!」
というくらい、重大な間違いです。
他の箇所であれば、
縫い目をほどいて縫い直すだけでよかったのに。

外側の腰ポケット(左右)と
内側の胸ポケット(左右)と
ペンポケット(左)の
5か所で両玉縁ポケットを作る経験をしたので、
両玉縁ポケットを作るのは
マスターした気持ちになっていました。
だから、やり直しというと
普通はがっかりするものですが、
「もう1回できるんだ!
 次こそはもっときれいにつくるぞ!」と
むしろうれしい気持ちになっていました。

そして、いざやり直しにかかっていると、
その下にある
ペンポケットの縁どりの汚さが気になります。
(写真の黄色で点々となっているところ)
正直言って次の教室までの時間はあまりないので
やり直している余裕はまったくないのですが、
今無視して工程を進めてしまったら、完成後に
「ああ、ここきたない…」
とずっと思い続けることになるので、
思い切ってやり直すことにしました。

小学校の図画工作だか技術家庭だかで
テープカッターを作ったとき、
「伊藤はなんでこう仕上がりが汚いんだ!
 こいつを見てみろ!」
と、隣の男の子のテープカッターと
比較されました。
その男の子はきれいにやすりをかけて
面取りしていて、
まるで売り物みたいに
きれいな仕上がりにしていました。
私には
「ものをきれいにつくる」という発想がなく、
完成させることしか考えていなかったので、
子ども心にショックを受けましたし、
20年たっても覚えているくらい、
インパクトの大きな出来事でした。

それ以来、
「ものをきれいにつくる」というのは、
私の強い望みのひとつになっています。
ただその考えを得ただけでも、
それを目指すようになるので、
少し、きれいに作れるようになった
と思います(当者比)。

さてさて、やり直した結果が写真です。
下のペンポケットでは
黄色の縁どりが
上下左右で間隔が合っていませんね。
上の胸ポケットはまだ途中なので
間隔や糸の見える大きさなど、
できるだけそろえていく所存です。

明日も出張でものづくりをするので、
「ものをきれいにつくる」を念頭に
とりくんできます。
LL2015-11-27ものをきれいにつくる

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