【LADYLIKE】すごいコーディネート

奈良市に住んでいた時は、
背景が神社仏閣であることも手伝って
時々着物を着ていました。

いつもはリサイクルショップで
安い着物を買っていましたが、
一度だけ、スタイリングされたお店に
入ったことがあります。
アンティーク着物を扱う
お店だったのかもしれません。
お店をされていた方は若かったですが。

夏の着物を買いに行って、
朝顔の柄の着物を買いました。
アンティーク着物は袖丈が最近の着物を違う、
と聞いていたので、
長襦袢も一緒に買いました。
店員さんが勧めてくださったのは、
撫子の柄の長襦袢でした。

着物は重ねるコーデイネートと言われています。
十二単に見られるように、
襟元や袖口に重ねが見えることで
季節や個性を表します。
私が買ったのは確か紗だったかと思うので、
襟元や袖口だけでなく、
全体に長襦袢の柄が透けて見えます。
柄と柄を合わせるというだけでも
私にとってはすごいのに、
着物と長襦袢で季節をずらすなんて、
本当にすごいです。
朝顔が終わると撫子が待っていますよ、という
季節の移ろいを表したコーディネートなのです。

今の季節感だけでなく移ろいも表せるなんて、
着物って奥深い。
それを読み取る力のあった
当時の人々にも感心します。

(写真)大きな朝顔のところに、
長襦袢の撫子が透けて見えています。
LL2015-12-08すごいコーデ