【LADYLIKE】シャツの秘密—ボタン—

私の持っているシャツは、
一番の下のボタンだけ青糸でとめられていて、
ホールも横向きで、かがり糸が青糸です。
なんでだろうなあ、と思っていたら、
先日読んだ本で謎が解けました。

一番下のボタンはヒップにあたるところなので、
緩みを持たせるため、とのこと。
ホールが横だと横方向にボタンが
ずれることができるので、
それがゆとりになるんですね。
ヒップは座ると確か30%くらい?
値はうろ覚えですが、寸法が増えるのです。
だからヒップ周りは幅が大きくなっていますが、
それに追加してボタンでも緩みが
調整できるようになっているのですね。
確かに、一番下のボタンだけ、厚みも薄いです。
そんな工夫がされているなんて、すごいなあ。

それから、かけ忘れのないように
一番下だけホールの向きを変えている、
との意味もあるようです。
(参考文献:『男のシャツの本』
嶋崎隆一郎著、文化出版局)

もしかすると、
台襟のボタンホールが横向きなのも
同じように緩みを持たせる意味合いが
あるのかもしれないですね。
私が習ったのは、
頸周りは力がかかるところなので
簡単に外れないように、
と習ったように記憶しておりますが。

そんな小さな小さな魔法が
服にはたくさんかけられているのですよ。
LL2015-12-15シャツの秘密ボタン