【LADYLIKE】若い人から刺激を受ける

今日は、近所の大学の
ファッションショーを見てきました。
女子大だったのでドレスが多く、
夢が詰まっていて、素敵でした。
そういえば私は
ドレスに対する憧れを
なくしてしまったなあ、
と年寄じみたことを思ってしまいました。
襟の高い長袖のドレスとか、
紫色のドレスとか、
若くないからこそ着こなせるドレスも
ありますが。

その中に、ドレスではない、
真っ黒のユニセックスのブランドを
展開している学生さんがいました。
音楽もダークな感じでとても合っていて、
ウォーキングも速くて、
モデルもニコリともしなくて、
彼女の世界観ややりたいことが
とてもよく伝わってきました。

そのブランドに発想を刺激されて、
私が今ファッションショーをするとしたら、
どんな風かなあ、と考えてみました。
音楽はやや悲しげな感じのピアノ曲だなあ、
もしくは2000年前後に
山本耀司氏がやったような
BGMなしのショー。
トワル(仮縫用の綿の平織り布)の
ドレスのショーで
とても素敵だったことを
今でも覚えています。
すると服は装飾のない、基本的な形の服、
襟元が詰まっている服。
色もベーシックな色のもの。
すると、素材と仕立ての良さが問われます。

今ジャケットをつくっていることの影響が
色濃く出た空想ですが、
若い人たちの夢いっぱいのショーに
相対化されて、
私はテーラードをがんばっていくぞ!
と心を新たにした次第です。
まあ、若い人に対する対抗意識でしょうか。
アレキサンダー・マックイーンが
キャサリン妃のウェディングドレスを
手掛けたことを考えると、
テーラードとドレスは
対極にあるものではなく、
素材と仕立ての良さが問われる
最高峰にある、という意味では
まったく同じものなのでしょうね。