【LADYLIKE】困難に立ち向かう様は、恋の告白のように

今日はジャケットに袖をつけました。
その時の私の様子が
中学生の恋の告白の時みたいで
面白かったので、
ここに同時中継してみます。
丸カッコ書きが、
今日の私の袖つけの様子です。

——
「今日こそ伝えなくちゃ…!」と思い、
何日も前からずっと考えている。
(「今日こそ袖をつけなくちゃ…!」と思い、
何日も前からずっと考えている。)

でもいざ彼を呼び止めようとすると、
壁の高さに怯んで、
ちょっと連絡板なんかを
見に行っちゃったりする。
(でもいざミシンをかけようとすると、
壁の高さに怯んで、
ちょっと洗い物なんかを
しちゃったりする。)

彼の方に足を向けては
違うことをしちゃう、というのを
何回か繰り返す。
(ミシンで縫ってみては
糸調子が取れてなくて縫い目を外す、
というのを2回繰り返す。)

でもいつまでもモジモジしていても
仕方ないので、
勇気を振り絞って彼を呼び止める。
(でもいつまでもここで止まっていても
仕方ないので、
思い切って上糸調子を強くし、
ミシンのフット・コントローラーを踏む。)

無我夢中で彼に想いを伝え、
(無我夢中で袖ぐりに
ぐるっと1周ミシンをかけ、)

彼の返事を待つ。
(裏返して縫い目を確認する。)

すると返事はOK!
(きれいに縫えてた!)

やったー!お付き合いスタート!
(やったー!次の肩パットつけスタート!)
——

いかがですか?
まっったく同じですよ。

しかしなんで
モジモジしちゃうんでしょうね?

フラれたら怖いから。
(失敗したら怖いから。)

でも、ダメでもまた次の恋がありますよね?
世の中には素敵な男性はたくさんいるし。
(でも、失敗してもまた縫い直せば、
裁ち直せばいいですよね?
足りなかったらまた布を買えばいいんだし。)

フラれたって
自分の全てがダメじゃないとわかれば、
次からは怖くなくなるよ。
(失敗したって
これで方法を覚えれば
次からは怖くなくなるよ。)

でもやっぱり恋は
目の前の相手を失うのが
その時は怖いんですよね。

しかしこう考えてみると、
恋に比べたらジャケット製作は
簡単なのかもしれないなあ。
先生が教えてくださっているのは
世界最高峰の
オートクチュールの技術なんですけどね?