【LADYLIKE】三角関数の心地良さ

狭くてスタイリッシュな新居への
引越しに向けて、
また一段と物を減らしているわけですが、
なんとなく捨てられなかったものがあります。
それは、ミニコンポです。

理由は、音量調節が
手回し式のつまみだったから。
しかもそれが貴重な様式であると
どこかで読んだから。
音の良さももちろん理由に入っていますが
そんな大きな物を残すことにした理由が
そんな小さなディテールで、
しかも、外発的な動機。

でも手回し式の音量調節つまみだと、
音量の変化がなめらかなんです。
リモコンではプラスマイナスのボタンで
音量を調節するので、
階段状のデジタルな音量の変化(左上のグラフ)も
するのでしょうし、
実際はそれをアナログ的にした
比例的な音量の変化(右上)かもしれませんが、
実際に使っていると、
ぐいっと回して音量を上げたからといって
音が割れたりはしないですし、
音量を小さくする側も、
もちろんゼロにすれば聞こえなくなりますが、
小さくなり方がなんとなく
ふわっと着地するような感じ(右下)なのです。

この右下のグラフは、三角関数のグラフです。
cosのグラフの半分にも見えるし、
tanの逆関数のようにも見える。
三角関数というのは距離の比だけではなく、
こんな入出力の関係を心地よくすることにも
使われていたのですね。
LL20160306三角関数