【LADYLIKE】服と数学

今日は、若い人たちに向けて
数学の観点から服を見ることについての
講演をしてきました。

「服と数学」という組み合わせについて
「変わった組み合わせですね」
と言ってくださる方もいらっしゃるのですが、
私にとっては自然な組み合わせです。
寸法が必要ですし、
平面(型紙)から立体(服)を作りますし。
お菓子作り=化学実験
であることと同じだと思います。

寸法は服のサイズを決めますが、
角度は服の形、ひいては体型を決めます。
また、オイラー数を使って
服種を分類できます。
化学や物理と組み合わせれば
述べられることはたくさん
生み出されると思いますが、
数学だけとの組み合わせでも、
服の見方を増やせます。

ジャケット作りを習っていて思うのは、
服作りは感覚でなされるもので、
その時々で調整していくものだ、
ということですが、
単純な理論を積み重ねて
服の形を説明しようとすることによって、
それがなかなか難しいことから
服の形が持つ意味の豊穣さに気づきます。

私が大人になってから感じたこと、
同時持ち合わせていなかった視点を
改めて若い人たちに伝えました。
今はまだその意味合いとか
今やっていることが
未来にどうつながっていくか
はわからないみたいでしたが、
今日の講演がいつか芽を出して
数学で述べることによる
服の形の豊かさに
気が付いてもらえたら幸いです。