【LADYLIKE】なんだ、これは!?

三菱一号館美術館で開催されている
「オートクチュール 世界に一つだけの服」展
を見に行ってきました。

素材も形も色ももちろん美しいですが、
布の落ちる感じがとてもきれいでした。
服が布で作られている意味を
感じさせるなあ、と思いました。
と言っても、パコ・ラバンヌの
チェーン製のミニドレスも
体へのフィット感がとても美しかったですが。

オートクチュールといえば
手の込んだ刺繍も魅力ですが、
あまりに細かく、豪華で、美しく、
「なんだ、これは!?」と思いました。
もちろん、物体としての名前は
認識できるわけですが、
こんなことが人間にできるのか!?
ということです。
岡本太郎の「なんだ、これは!?」って
そういうことだったのか、
とかけ離れたところでわかったりして。

印象に残っている作品のひとつに
アレキサンダー・マックイーンの
パンツスーツがあります。
ジャケットがとても特徴的で、
燕尾服のように、それよりも長く、
背面の丈が床につくまで長くなっていて、
それに合わせて?前面のダーツも
ウエストとヒップの丸みに合わせて
曲がっていて、
さらにそれに合わせて
パッチポケットが斜めに傾いて
つけられていました。
すごく傾いてついているので
奇抜な感じがするし、
実際には物を入れたりしないのですが、
あれ、絶対手を入れやすいだろうな、
と思いました。
ちゃんと機能もするであろうところが
またすごい。
そして、テールの内側の縁に
ピンクとグレーのリボンが
縫いつけられているのですが、
これがまた美しい。
色もピンクとグレーの境目がわからないような
ニュアンスのある色ですし、
そもそもどうして
縁にリボンを縫いつけるなんてことが
思いつくんだ??と
じっとじっと見つめてしまいました。

「私、なんで服作ってるんだろうな…」
と落ち込むというか、ひれ伏してしまうほど
美しかったです。