私のお気に入り#31 Rudolf Serkin

私がRudolf Serkinを知ったのは
村上春樹著
『意味がなければスイングはない』
でした。

いつでも調律されたピアノが
用意されているわけじゃないからと
あえて調律されていないピアノで練習する
というエピソードが紹介されていました。
まるで大リーグ養成ギプスを着けて
練習しているかのよう。

私はSerkinの足元にも及びませんが、
そういうストイックさに
やはり憧れてしまいます。
私が購入したCDには短調の曲が
多めに収録されていたこともあって、
余計に自分に厳しい、
というイメージを抱き、
またひとつ、憧れます。

世間一般ではこういう雰囲気の人は
「暗い」
とあまり好かれないような気がします。
それは私の被害妄想かもしれませんが。

私は「女性らしく、ゆるふわに」
に影響を受けて
そんな感じになってみようと
思ったこともありましたが、
やはりしっくりきませんでした。
だからもう、
ブログやメルマガの文面に
ハートマークは使わない!

Serkinは時代も違うし男性なので
当然と言えば当然ですが、
ファンシーさやウケ狙いなところがなくても
素晴らしい人がいる!

と励みになります。